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素襖
ふりがな文庫
“素襖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すおう
63.6%
すあう
18.2%
すあを
18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すおう
(逆引き)
三ツ
鱗
(
うろこ
)
の大紋打った
素襖
(
すおう
)
、
烏帽子
(
えぼし
)
の奉行の駒を先にして、貝桶、
塗長持
(
ぬりながもち
)
、
御厨子
(
みずし
)
、黒棚、
唐櫃
(
からびつ
)
、
屏風箱
(
びょうぶばこ
)
、
行器
(
ほかい
)
など、見物の男女は何度も羨望の溜息をもらしていた。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
素襖(すおう)の例文をもっと
(7作品)
見る
すあう
(逆引き)
春永の前に平伏する時、見物の気の附かぬ位鉄扇の方へゐざり寄つて、平伏ししなに
素襖
(
すあう
)
の袖で鉄扇を掻き寄せればわけはない。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
素襖(すあう)の例文をもっと
(2作品)
見る
すあを
(逆引き)
素襖
(
すあを
)
の
柿
(
かき
)
のへたながら、
大刀
(
たち
)
の切字や
手爾遠波
(
てにをは
)
を、正して点をかけ
烏帽子
(
ゑぼし
)
、悪く
謗
(
そし
)
らば片つはし、棒を
背負
(
しよ
)
つた挙句の果、此世の名残執筆の荒事、筆のそつ首引つこ抜き、
硯
(
すゞり
)
の海へはふり込むと
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
素襖(すあを)の例文をもっと
(2作品)
見る
“素襖”の意味
《名詞》
直垂の一種。室町時代から武家の常服となり、江戸時代には武家の礼服の一つとなる。
(出典:Wiktionary)
“素襖”の解説
素襖(すおう)は、日本の男性の伝統的衣服の一種。素袍とも書く。室町時代にできた単 (ひとえ) 仕立ての直垂。庶民が着用したが、江戸時代に平士・陪臣の礼服になった。
(出典:Wikipedia)
素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
襖
漢検準1級
部首:⾐
18画
武士に関する言葉
高家
馬廻役
馬廻
馬印
首実検
鞘当
非御家人
青侍
陪臣
鏑矢
郷士
郎党
辻斬
軍役
足軽
譜第
諸大夫
覇王
褐衣
裃
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