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『細木香以』
ふりがな文庫
『
細木香以
(
さいきこうい
)
』
細木香以は津藤である。摂津国屋藤次郎である。わたくしが始めて津藤の名を聞いたのは、香以の事には関していなかった。香以の父竜池の事に関していた。摂津国屋藤次郎の称は二代続いているのである。 わたくしは少年の時、貸本屋の本を耽読した。貸本屋が笈 …
著者
森鴎外
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約45分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
白
(
まう
)
競
(
せり
)
温
(
たず
)
頼
(
さいわい
)
歯
(
し
)
交
(
まじわり
)
仰
(
おっし
)
称
(
となえ
)
経
(
けい
)
妻
(
めあわ
)
代
(
かわり
)
貼
(
お
)
適
(
ゆ
)
援
(
すくい
)
下
(
さが
)
拵
(
こしらえ
)
彫
(
え
)
詣
(
もうで
)
尋
(
たずね
)
負
(
そむ
)
妾
(
しょう
)
同
(
おなじく
)
端
(
はな
)
拘
(
こだわ
)
拉
(
ひ
)
抱
(
かかえ
)
彼
(
かの
)
角町
(
すみまち
)
禿
(
かぶろ
)
訓
(
よみ
)
幾
(
いくば
)
幼
(
いとけな
)
儔
(
とも
)
此
(
ここ
)
突出
(
つきだし
)
踵
(
つ
)
堆
(
うずだか
)
是
(
ここ
)
著
(
あらわ
)
挿
(
さしはさ
)
乞丐
(
こつがい
)
畳
(
かさ
)
被
(
こうむ
)
此
(
かく
)
尋
(
つい
)
種
(
だね
)
厠
(
まじ
)
納所
(
なつしょ
)
大刀
(
たち
)
素襖
(
すあを
)
文使
(
ふみづかい
)
揃
(
そろい
)
暫
(
しばらく
)
更
(
あらた
)
最
(
もっとも
)
藉
(
よ
)
朗
(
ほがらか
)
情知
(
なさけしり
)
悪摺
(
あくずり
)
息
(
や
)
背負
(
しよ
)
聊
(
いささか
)
庵
(
いお
)
言
(
こと
)
幾
(
いくばく
)
詳
(
つまびらか
)
誉
(
ほまれ
)
密
(
ひそか
)
毎
(
つね
)
婢
(
ひ
)
贈
(
おくりもの
)
贋物
(
がんぶつ
)
女
(
むすめ
)
籠
(
かご
)
遣
(
つかわ
)
壮
(
さかん
)
遺
(
おく
)
困
(
くるし
)
竹内
(
ちくない
)
出
(
い
)
厭
(
あ
)
主
(
おも
)
叱
(
しっ
)
霑
(
うるお
)
疎
(
まばら
)
努
(
つとめ
)
乙卯
(
おつぼう
)
因
(
ちな
)
端
(
はた
)
鳰
(
にほ
)
小字
(
おさなな
)
秦
(
はた
)
僅
(
わずか
)
訪
(
と
)
狩野
(
かの
)
頗
(
すこぶる
)
履
(
ふ
)
抛
(
なげう
)
交肴
(
まぜざかな
)
独
(
ひとり
)