“弓矢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆみや95.0%
きゅうし5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにしろそれにはなに一つしそんじのないように、武士ぶしの中でも一ばん弓矢ゆみやわざのたしかな、こころのおちついた人をえらばなければなりません。
(新字新仮名) / 楠山正雄(著)
それを、弓矢ゆみやにかけてもと申したいまの一ごん、それは正気しょうきか! おどかしか! 見ごと取れるものなら武力をもって取ってみろ
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
道衍のこうを燕王に薦むるに当りてや、燕王ず使者をしてこうとも酒肆しゅしに飲ましめ、王みずから衛士の儀表堂々たるもの九人にまじわり、おのれまた衛士の服を服し、弓矢きゅうしりて肆中しちゅうに飲む。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)