“性格”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たち50.0%
せいかく37.5%
カラクテール12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おれは、女になど、惚れたことはないな。……そういう性格たちらしい。もっと、大きな野望を抱いているから」
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
相当さうたう身柄みがらいへそだつただけに青木さん夫婦ふうふ相方さうはう共に品のいい十人なみ容姿ようし持主もちぬしで、善良ぜんりやう性格せいかくながらまた良家りやうかの子らしい、矜と、いくらかえをるやうな氕質きしつもそなへてゐた。
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
個性的天才が集団的性格カラクテールに転じつつある歴史的必然性、二つには自由通商的資本主義が統制企画的組織主義に変容しつつある過程がすなわちそれである。
(新字新仮名) / 中井正一(著)