“ファンタジー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
幻想曲50.0%
幻景50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ショパンのピアノ芸術の最後の到達点であったと言われる「幻想曲ファンタジー=ヘ短調(作品四九)」は、ショパンの甘美さをかなぐり捨てて、古典的な形式のうちに雄大深奥な瞑想めいそうを盛ったものであるが
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
その、あらゆる天候によごれ切った、しわのふかい顔と、奇妙なかたちの彼の椅子とを見ているうちに、私のあたまをこんな幻景ファンタジーが走ったのである。
ヤトラカン・サミ博士の椅子 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)