“ゆめじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夢路80.0%
夢二20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
き人に言問こととひもしつ幽界かくりよに通ふ夢路ゆめじはうれしくもあるか
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
夢路ゆめじを歩む心地ここちで古い記憶の端々はしばしをたどりはじめた。なるほど、様子が変わった。
河霧 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
自分は春信はるのぶ歌麿うたまろ春章しゆんしやうや其れよりくだつて国貞くにさだ芳年よしとしの絵などを見るにつけ、それ等と今日の清方きよかた夢二ゆめじなどの絵を比較するに、時代の推移は人間の生活と思想とを変化させるのみならず
虫干 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)