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引見
ふりがな文庫
“引見”の読み方と例文
読み方
割合
いんけん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いんけん
(逆引き)
わたくしは
誰
(
たれ
)
の紹介をも求めずに往ったのに、飯田さんは
快
(
こころよ
)
く
引見
(
いんけん
)
して、わたくしの問に答えた。飯田さんは渋江
道純
(
どうじゅん
)
を
識
(
し
)
っていた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
飛報が都へはいったのは月のすえで、まずその詳細を第一に知ったのは、
宰相
(
さいしょう
)
官邸で早打の使者を
引見
(
いんけん
)
した大臣
蔡京
(
さいけい
)
であったこと、いうまでもない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まるで一国の帝王がその臣下を
引見
(
いんけん
)
する様な、おごそかな儀礼を以て、この
昔者
(
むかしもの
)
の老婆を驚かせました。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
引見(いんけん)の例文をもっと
(8作品)
見る
“引見”の意味
《名詞》
貴人や目上の人などが目下の人を引き入れ非公式に面会すること。
(出典:Wiktionary)
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出
“引見”のふりがなが多い著者
佐々木邦
吉川英治
江戸川乱歩
森鴎外