“滅罪生善”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めつざいしやうぜん50.0%
めつざいしょうぜん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かねて此の山にみつるとは聞きしかど、まさに其の音を聞きしといふ人もなきに、こよひのやどりまことに五七滅罪生善めつざいしやうぜんしるしなるや。かの鳥は清浄しやうじやうをえらみてすめるよしなり。
かねがねこの山にすんでいるとは聞いていたが、たしかにその声を聞いたという人もいないのに、今夜ここに宿って、ありがたいその声を聞けたとは、まさに滅罪生善めつざいしょうぜんのいいしるしであろうか。