“吉祥寺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きちじょうじ71.4%
きちじやうじ9.5%
きっしょうじ4.8%
きちしやうじ4.8%
きちしょうじ4.8%
きちじようじ4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二年前(万治元年)の本郷吉祥寺きちじょうじの火事、今年の正月の湯島天神門前の火事と、大きい火事だけでも三つ、その外小さい火事は毎晩だ。
三年前(萬治元年)の本郷吉祥寺きちじやうじの火事、今年の正月の湯島天神門前の火事と、大きい火事だけでも三つ、その外小さい火事は毎晩だ。
曙町の通から吉祥寺きっしょうじ前まで、広く取払われて道路になるので、私どもの家並は皆取崩されるのですから、荷物を山と積上げたトラック、馬力ばりきで一杯です。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
東京府下とうきやうふか吉祥寺きちしやうじ四八〇
赤い旗 (旧字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
丁度吉祥寺きちしょうじの書院で、お七が吉三きちざにしなだれかかっている絵が出て居りました。忘れもしません。
押絵と旅する男 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「それに使をよこした漆原うるしばらの主人の妹のお新といふのは駒込一番の良いきりやうで、吉祥寺きちじようじが近いから、語り傳への八百屋お七の生れ變りだらうといふ評判を取つてゐるさうだ」