“きちじやうじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
吉祥寺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三年前(萬治元年)の本郷吉祥寺きちじやうじの火事、今年の正月の湯島天神門前の火事と、大きい火事だけでも三つ、その外小さい火事は毎晩だ。
筋違橋すぢかへばし即ち今の万世橋まんせいばしから牛込土橋うしごめどばしまでの間の工事である。これがために綱宗は吉祥寺きちじやうじの裏門内に設けられた小屋場へ、監視をしに出向いた。
椙原品 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)