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呶声
ふりがな文庫
“呶声”の読み方と例文
読み方
割合
どせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どせい
(逆引き)
呶声
(
どせい
)
を
背後
(
うしろ
)
に聞いたと思った。通行人を二人程投げ飛ばしたようだった。そして
縄梯子
(
ジャコップ
)
に足を掛けようとしている外国船員のところへ一散に彼は駈付けた。
上海された男
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
すさまじいようなけんまくと
呶声
(
どせい
)
にみんなびっくりして息をのんだ。
おれの女房
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
父の
呶声
(
どせい
)
が聴かれるなど、思ひ合はせてみると蘆屋の方が本宅で香櫨園のわが家は妾宅だと、はつきり嗅ぎつけた途端、まづ生理的に不愉快になり、前途が真つ暗になつたやうな気持に悩まされたが
六白金星
(新字旧仮名)
/
織田作之助
(著)
呶声(どせい)の例文をもっと
(5作品)
見る
呶
漢検1級
部首:⼝
8画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“呶”で始まる語句
呶鳴
呶号
呶々
呶罵
呶
呶喝
呶鳴込
呶号喧騒
“呶声”のふりがなが多い著者
犬養健
牧逸馬
林不忘
織田作之助
山本周五郎