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呶罵
ふりがな文庫
“呶罵”の読み方と例文
読み方
割合
どば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どば
(逆引き)
かなり沈着な部将にしてさえ、
呶罵
(
どば
)
、地だんだ、ただ、てんやわんやの
喚
(
おめ
)
きの中に吹きくるまれる。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
本当にそれは突進という感じであった、「押すな」とか「痛い」とか「だめだ、もう入れやせん」とかいう
呶罵
(
どば
)
の声をひと足ごとに浴びせられる、
肱
(
ひじ
)
で小突かれたり
蹴
(
け
)
られたりする。
花咲かぬリラ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
非難、腹立ち、失望、
呶罵
(
どば
)
の声など、半日のまに、三塔十六谷の様相は、一変してしまった。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
呶罵(どば)の例文をもっと
(5作品)
見る
呶
漢検1級
部首:⼝
8画
罵
常用漢字
中学
部首:⽹
15画
“呶”で始まる語句
呶鳴
呶号
呶々
呶声
呶
呶喝
呶鳴込
呶号喧騒
“呶罵”のふりがなが多い著者
吉川英治
山本周五郎