“立身”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たちみ52.9%
りっしん35.3%
りつしん11.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“立身”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 歌舞伎12.0%
社会科学 > 政治 > 政治史・事情3.3%
哲学 > 東洋思想 > 日本思想1.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
立身たちみで、框から外を見たが、こんなかどには最明寺、思いも寄らぬ令嬢風に、急いで支膝つきひざになって、
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「ずっと、ずっとずっとこちらへ。」ともう真中へ座蒲団ざぶとんを持出して、床の間の方へ直しながら、一ツくるりと立身たちみで廻る。
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
陳仲挙ちんちゅうきょがまだ立身りっしんしない時に、黄申こうしんという人の家に止宿ししゅくしていた。そのうちに、黄家の妻が出産した。
また前にいえるごとく、大臣と小姓組との身分はおおいことなるがごとくなれども、小姓組が立身りっしんして用人ようにんとなりし例はめずらしからず。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
つちをなめてもれを立身りつしん手始てはじめにしたきわがひと、れながらくもへたるうそにかためて
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
とよ調子てうしづいて苦心のほどを一倍強く見せやうためか声に力を入れて話したが、蘿月らげつはその時、ほどにまで無理をするなら、なにも大学校へ入れないでも、長吉ちやうきちにはもつと身分相応さうおう立身りつしんみちがありさうなものだといふ気がした。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)