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立身
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りつしん
ふりがな文庫
“
立身
(
りつしん
)” の例文
土
(
つち
)
をなめても
是
(
こ
)
れを
立身
(
りつしん
)
の
手始
(
てはじ
)
めにしたき
願
(
わが
)
ひと、
我
(
わ
)
れながら
宜
(
よ
)
くも
言
(
い
)
へたる
嘘
(
うそ
)
にかためて、
名前
(
なまへ
)
をも
其通
(
そのとほ
)
り、
當座
(
たうざ
)
にこしへらて
吾助
(
ごすけ
)
とか
言
(
い
)
ひけり
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
長吉
(
ちやうきち
)
にはもつと身分
相応
(
さうおう
)
な
立身
(
りつしん
)
の
途
(
みち
)
がありさうなものだといふ気がした。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
探
(
さぐ
)
り若し引取ずんば其時は何を
爲
(
し
)
てなりとも
繁華
(
はんくわ
)
の江戸ゆゑ親子二人
渡世
(
とせい
)
のならぬ事は有まじ
若
(
もし
)
運
(
うん
)
よく
立身
(
りつしん
)
いたしなは今の
難儀
(
なんぎ
)
せし
面
(
おもて
)
を
見返
(
みかへ
)
さん何は兎もあれ
一先
(
ひとまづ
)
江戸へ出べしとて夫より
世帶
(
せたい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
計
(
はか
)
らんものと思ひ
込
(
こみ
)
けるは
殊勝
(
しゆしよう
)
成
(
なれ
)
ども一心に醫學を學び其
術
(
じゆつ
)
を以て
立身
(
りつしん
)
出世を望むに有ねば元より
切磋琢磨
(
せつさたくま
)
の功を
積
(
つみ
)
修行
(
しゆぎやう
)
せんなどとは更に思はず
大切
(
たいせつ
)
の
人命
(
じんめい
)
を預る
醫業
(
いげふ
)
なるに只金銀を
貪
(
むさ
)
ぼることのみを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“立身”の意味
《名詞》
他人の慈悲に頼らずに生活できる、ちゃんとした人間になること。
立派な人間になること。社会的に高い地位を得ること。
(出典:Wiktionary)
“立身”の解説
立身(りゅうしん)は、649年から664年まで日本で用いられた冠位である。19階中最下位で、小乙下の下に位置する。
(出典:Wikipedia)
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“立身”で始まる語句
立身上
立身出世
立身冠
立身栄達