“たちみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
立身55.0%
立見40.0%
起身5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せり上げの間はすでに柱に歌を書きをはり、立身たちみにてやや下手に向き、墨斗やたての紐を巻き居る体なり。笠は水盤によせかけあり。
両座の「山門」評 (新字旧仮名) / 三木竹二(著)
呉服店ごふくみせでも大分だいぶ立見たちみをした。鶉御召うづらおめしだの、高貴織かうきおりだの、清凌織せいりようおりだの、自分じぶん今日こんにちまでらずにぎた澤山たくさんおぼえた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
膝をめて、——起身たちみの娘に肩を貸す、この意気、紺絣こんがすり緋縅ひおどしで、しんのごとき名将には、勿体ないようですが、北のかた引抱ひっかかえたいきおいかった、が、いかに思っても
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)