“世智辛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せちがら95.0%
せちから5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さやうさ。当今では大分世智辛せちがらくなりましてな。薬価の代りに畑の物を貰つてすませる位のことはさう珍しくはありませんよ」
医師高間房一氏 (新字旧仮名) / 田畑修一郎(著)
尤もお伽噺の世界から目覚めたのは僕ばかりでなく、同級生も皆世智辛せちがらさを覚え始めた。寄ると触ると将来の活動方面を語り合う。
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)