“世地辛”の読み方と例文
読み方割合
せちがら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たび飄然と中学を去った道也は飄然と東京へ戻ったなり再び動く景色けしきがない。東京は日本で一番世地辛せちがらい所である。田舎にいるほどの俸給を受けてさえ楽には暮せない。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)