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『年始まはり』
ふりがな文庫
『
年始まはり
(
ねんしまわり
)
』
私は昨年の十二月芝愛宕下桜川町へ越しまして、此春は初湯に入りたいと存じ、つい近辺の銭湯にまゐりまして「初湯にも洗ひのこすや臍のあか」といふのと、「をしげなくこぼしてはいる初湯かな」と二句やりました。板の間には余り人が居りませぬで、四五人居り …
著者
三遊亭円朝
ジャンル
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
前
(
まへ
)
帰
(
かへ
)
上
(
あが
)
昨日
(
さくじつ
)
余
(
あま
)
老
(
と
)
初
(
はじ
)
己
(
おれ
)
月
(
ぐわつ
)
昨日
(
きのふ
)
一寸
(
ちよつと
)
来
(
き
)
無
(
ね
)
留桶
(
とめをけ
)
私
(
わたくし
)
誰
(
だれ
)
車夫
(
しやふ
)
銭湯
(
せんたう
)
麹町
(
かうぢまち
)
実
(
じつ
)
居
(
を
)
入
(
はい
)
京橋
(
きやうばし
)
宅
(
たく
)
人
(
にん
)
真似
(
まね
)
初湯
(
はつゆ
)
神田
(
かんだ
)
其男
(
そのをとこ
)
臍
(
へそ
)
致
(
いた
)
芝
(
しば
)
草臥
(
くたび
)
薄暗
(
うすぐら
)
貴方
(
あなた
)
越
(
こ
)
近辺
(
きんぺん
)
連
(
つ
)
云
(
い
)
間
(
ま
)
高輪
(
たかなわ
)
下谷
(
したや
)
麻布
(
あざぶ
)
𢌞
(
まは
)
存
(
ぞん
)
家
(
うち
)
年
(
とし
)
年輩
(
ねんぱい
)
引摺
(
ひきず
)
心安
(
こゝろやす
)
打
(
ぶ
)
新橋
(
しんばし
)
方
(
かた
)
昔風
(
むかしふう
)
昨年
(
さくねん
)
処
(
ところ
)
四谷
(
よつや
)
朝
(
あさ
)
句
(
く
)
板
(
いた
)
此春
(
このはる
)
此湯
(
このゆ
)
殴
(
なぐ
)
洗
(
あら
)
浅草
(
あさくさ
)
牛込
(
うしごめ
)