トップ
>
昔風
ふりがな文庫
“昔風”の読み方と例文
読み方
割合
むかしふう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかしふう
(逆引き)
甥は何と思って清の自慢を聞いていたか分らぬ。ただ清は
昔風
(
むかしふう
)
の女だから、自分とおれの関係を
封建
(
ほうけん
)
時代の
主従
(
しゅじゅう
)
のように考えていた。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
板
(
いた
)
の
間
(
ま
)
には
余
(
あま
)
り人が
居
(
を
)
りませぬで、四五
人
(
にん
)
居
(
を
)
りました。
此湯
(
このゆ
)
は
昔風
(
むかしふう
)
の
柘榴口
(
ざくろぐち
)
ではないけれども、はいる
処
(
ところ
)
が
一寸
(
ちよつと
)
薄暗
(
うすぐら
)
くなつて
居
(
を
)
ります。
年始まはり
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
百
姓
(
しょう
)
は、おじいさんのそばへ
寄
(
よ
)
って、
腰
(
こし
)
を
下
(
お
)
ろしました。おじいさんのおし
出
(
だ
)
す
火鉢
(
ひばち
)
にあたって、
昔風
(
むかしふう
)
の
太
(
ふと
)
いきせるに
火
(
ひ
)
をつけました。
とうげの茶屋
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
昔風(むかしふう)の例文をもっと
(7作品)
見る
“昔風”の意味
《名詞》
昔 風 (むかしふう)
昔の風習、習慣、慣習。
(出典:Wiktionary)
昔
常用漢字
小3
部首:⽇
8画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“昔”で始まる語句
昔
昔日
昔時
昔気質
昔馴染
昔噺
昔語
昔話
昔者
昔年
“昔風”のふりがなが多い著者
アントン・チェーホフ
三遊亭円朝
国木田独歩
夏目漱石
小川未明