トップ
>
封建
ふりがな文庫
“封建”の読み方と例文
読み方
割合
ほうけん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうけん
(逆引き)
甥は何と思って清の自慢を聞いていたか分らぬ。ただ清は
昔風
(
むかしふう
)
の女だから、自分とおれの関係を
封建
(
ほうけん
)
時代の
主従
(
しゅじゅう
)
のように考えていた。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
我
(
わが
)
封建
(
ほうけん
)
の時代、百万石の大藩に
隣
(
となり
)
して一万石の大名あるも、大名はすなわち大名にして
毫
(
ごう
)
も
譲
(
ゆず
)
るところなかりしも、
畢竟
(
ひっきょう
)
瘠我慢の
然
(
しか
)
らしむるところにして、また
事柄
(
ことがら
)
は異なれども
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
ただし大阪は今日でも
婚礼
(
こんれい
)
に
家柄
(
いえがら
)
や資産や格式などを
云々
(
うんぬん
)
すること東京以上であり元来町人の見識の高い土地であるから
封建
(
ほうけん
)
の世の風習は思いやられる従って旧家の
令嬢
(
れいじょう
)
としての
衿恃
(
きょうじ
)
を
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
封建(ほうけん)の例文をもっと
(6作品)
見る
“封建”の意味
《名詞》
封 建(ほうけん)
君主が直轄領以外の土地を諸侯に分け与えて領有させること。
(出典:Wiktionary)
“封建(封建制)”の解説
封建制度(ほうけんせいど)は、君主の下にいる諸侯たちが土地を領有してその土地の人民を統治する社会・政治制度。
諸侯たちは、領有統治権の代わりに君主に対して貢納や軍事奉仕などといった臣従が義務づけられ、領有統治権や臣従義務は一般に世襲される。
(出典:Wikipedia)
封
常用漢字
中学
部首:⼨
9画
建
常用漢字
小4
部首:⼵
9画
“封建”の関連語
主君
臣下
封建制度
“封建”で始まる語句
封建制度
封建的
検索の候補
封建的
封建制度
“封建”のふりがなが多い著者
福沢諭吉
谷崎潤一郎
夏目漱石
泉鏡花
芥川竜之介