“ほうけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
封建46.2%
宝剣38.5%
鳳県7.7%
龐涓7.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地方ちはうでも其界隈そのかいわいは、封建ほうけんころきはめてふうわる士町さむらひまち
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ただ清は昔風むかしふうの女だから、自分とおれの関係を封建ほうけん時代の主従しゅじゅうのように考えていた。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
行長は翠金すいきんちょうの外に秘蔵の宝剣ほうけんをかけたなり、前後も知らずに眠っていた。
金将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
そして草薙くさなぎ宝剣ほうけんひめにおあずけになって近江おうみ伊吹山いぶきやまの、山の神を征伐せいばつにおいでになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
「それじゃ、あれだ、お前も覚えているだろう、お前が十五の時じゃ、私といっしょに鳳県ほうけんの南に往った時、一羽の雉の雌をつかまえて、宿へ着いて食おうと思ってると、お前が可哀そうだと言って、私にかくして逃がしてやったことがあるじゃないか、どうもその雉らしいぞ」
陳宝祠 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「むかし孫臏そんびんは、兵力を加えるたびにかまどの数を減じて退却し、敵をあざむく計を用いて、龐涓ほうけんを計って大勝を得たということを聞いていますが、いま丞相は反対に、兵を減じるたびに、竈の数をふやしておけと仰せあるのは、いかなるお考えですか」
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)