“ほうけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
封建46.2%
宝剣38.5%
鳳県7.7%
龐涓7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わが封建ほうけんの時代、百万石の大藩にとなりして一万石の大名あるも、大名はすなわち大名にしてごうゆずるところなかりしも、畢竟ひっきょう瘠我慢のしからしむるところにして、また事柄ことがらは異なれども
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
と、あの美夜受媛みやずひめのおうちにおいていらしった宝剣ほうけんも、とうとうふたたび手にとることもできないかとお歌いになり、そのお歌の終わるのとともに、この世をお去りになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
私といっしょに鳳県ほうけんの南に往った時、一羽の雉の雌をつかまえて、宿へ着いて食おうと思ってると、お前が可哀そうだと言って、私にかくして逃がしてやったことがあるじゃないか
陳宝祠 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
むかし孫臏そんびんは、兵力を加えるたびにかまどの数を減じて退却し、敵をあざむく計を用いて、龐涓ほうけんを計って大勝を得たということを聞いていますが、いま丞相は反対に、兵を減じるたびに
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)