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宝剣
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ほうけん
ふりがな文庫
“
宝剣
(
ほうけん
)” の例文
八幡太郎
(
はちまんたろう
)
は
源頼義
(
みなもとのよりよし
)
という
大将
(
たいしょう
)
の
長男
(
ちょうなん
)
で、おとうさんの
頼義
(
よりよし
)
が、ある
晩
(
ばん
)
八幡大神
(
はちまんだいじん
)
からりっぱな
宝剣
(
ほうけん
)
を
頂
(
いただ
)
いたという
夢
(
ゆめ
)
を
見
(
み
)
ると、
間
(
ま
)
もなく
八幡太郎
(
はちまんたろう
)
が
生
(
う
)
まれました。
八幡太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
と、あの
美夜受媛
(
みやずひめ
)
のおうちにおいていらしった
宝剣
(
ほうけん
)
も、とうとう
再
(
ふたた
)
び手にとることもできないかとお歌いになり、そのお歌の終わるのとともに、この世をお去りになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
しばらくの
後
(
のち
)
、桂月香と彼女の兄とは
酔
(
よ
)
い伏した行長を
後
(
あと
)
にしたまま、そっとどこかへ姿を隠した。行長は
翠金
(
すいきん
)
の
帳
(
ちょう
)
の外に秘蔵の
宝剣
(
ほうけん
)
をかけたなり、前後も知らずに眠っていた。
金将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
討手
(
うって
)
の
追撃
(
ついげき
)
を受けて宮は自害し給い、神器のうち
宝剣
(
ほうけん
)
と鏡とは取り返されたが、
神璽
(
しんじ
)
のみは南朝方の手に残ったので、楠氏
越智
(
おち
)
氏の一族
等
(
ら
)
は
更
(
さら
)
に宮の
御子
(
みこ
)
お
二方
(
ふたかた
)
を
奉
(
ほう
)
じて義兵を挙げ、
伊勢
(
いせ
)
から
紀井
(
きい
)
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
宝剣
(
ほうけん
)
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
命はお行きがけにお約束をなすったとおり、
美夜受媛
(
みやずひめ
)
のおうちへおとまりになりました。そして
草薙
(
くさなぎ
)
の
宝剣
(
ほうけん
)
を
媛
(
ひめ
)
におあずけになって
近江
(
おうみ
)
の
伊吹山
(
いぶきやま
)
の、山の神を
征伐
(
せいばつ
)
においでになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
“宝剣”の意味
《名詞》
宝として大切にする剣。
(出典:Wiktionary)
宝
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
剣
常用漢字
中学
部首:⼑
10画
“宝”で始まる語句
宝物
宝
宝石
宝暦
宝珠
宝玉
宝丹
宝生
宝石商
宝寺