“神璽”の読み方と例文
読み方割合
しんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みほぎと言ふのは、神が表すべき運命の暗示を、予め人が用意して於て祝福するので、此場合、玉は神璽(しんじ)として用ゐたのではない。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
お汝(こと)らは、ただちに内侍所(ないしどころ)(三種ノ神器をおく所)へすすみ、つつしんで神璽(しんじ)、御鏡(みかがみ)などを捧持(ほうじ)して、早よう車のうちへ遷(うつ)したてまつれ。……また公敏(きんとし)、季房(すえふさ)なんどは、供の用意を
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二位殿は、日頃から覚悟の事とて、少しも乱れる色もなく、鈍色(にぶいろ)の二衣(ふたつぎぬ)に、練袴(ねりばかま)をそば高くはさみ、神璽(しんじ)を脇に、宝剣を腰にさし、主上をお抱きして舟ばたまで、静かに歩み出された。