『陳宝祠(ちんほうし)』
杜陽と僕の二人は山道にかかっていた。足がかりのない山腹の巌から巌へ木をわたしてしつらえた桟道には、ところどころ深い壑底の覗かれる穴が開いていて魂をひやひやさした。その壑底には巨木が森々と茂っていて、それが吹きあげる風に枝葉をゆうらりゆらりと …
作品に特徴的な語句
燭(ともし) 汝(きさま) 反(そら) 心地(きもち) 堂(へや) 繍(ぬいとり) 重修(しゅうぜん) 容(さま) 舅(おじ) 女(むすめ) 扉(と) 祠(やしろ) 僕(げなん) 牀(こしかけ) 幽(かすか) 桟道(かけはし) 楹(たるき) 径(こみち) 没(な) 巌(いわ) 宿駅(しゅくば) 何人(だれ) 随(つ) 過(あやま) 乃公(おれ) 顫(ふる) 狂人(きちがい) 瓔瑜(しとね) 生命(いのち) 甥(おい) 白粉(おしろい) 雉(きじ) 瞠(みは) 階廊(かいろう) 銅躋(とっこ) 秦晋(しんしん) 篚(はこ) 簫(しょう) 蹲(うずくま) 翅(はね) 諸肌(もろはだ) 老鶯(ろうおう) 脚下(あしもと) 詞(ことば) 許(もと) 鳳県(ほうけん) 興安(こうあん) 褒斜(ほうしゃ) 蒲東(ほとう) 衣服(きもの) 墜(お) 布店(ぬのみせ) 尖(とが) 封哥(ほうたい) 家(うち) 室(へや) 姑射(こや) 夙縁(しゅくえん) 壑底(たにそこ) 幾歳(いくつ) 四辺(あたり) 咆哮(ほうこう) 呼吸(いき) 前方(むこう) 俯向(うつむ) 伴(つ) 他(ほか) 爪前(つまさき) 微暗(うすぐら) 微赤(うすあか) 応堂(きゃくま) 快惚(かいこつ) 恭(うやうや) 悵望(ちょうぼう) 木綿(もめん) 杜陽(とよう) 此方(こちら) 注(つ) 渓河(たにがわ) 準備(したく) 澡豆(おゆ) 熾烈(しれつ) 燻(くす)