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微赤
ふりがな文庫
“微赤”の読み方と例文
読み方
割合
うすあか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすあか
(逆引き)
車の
轍
(
わだち
)
に傷めつけられた路は一条
微赤
(
うすあか
)
い線をつけていた。その路は爪さきあがりになっていた。高い林の梢の上に
微
(
かすか
)
な風の音がしていた。
殺神記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
夜
晩
(
おそ
)
くなって船は土手に沿うて進んでいた。宙は倩娘のことが頭に一ぱいになっていて眠られないので、起きて船べりにもたれていた。
微赤
(
うすあか
)
い月が川にも土手の草の上にもあった。
倩娘
(新字新仮名)
/
陳玄祐
(著)
林の外側に並んだ幹には
残照
(
ゆうばえ
)
が映って、その光が
陽炎
(
かげろう
)
のように
微赤
(
うすあか
)
くちらちらとしていたが、中はもう霧がかかったように暗みかけていた。
太虚司法伝
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
微赤(うすあか)の例文をもっと
(6作品)
見る
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
赤
常用漢字
小1
部首:⾚
7画
“微”で始まる語句
微笑
微
微塵
微風
微行
微妙
微暗
微酔
微醺
微温
“微赤”のふりがなが多い著者
陳玄祐
田中貢太郎