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『倩娘』
ふりがな文庫
『
倩娘
(
せいじょう
)
』
王宙は伯父の室を出て庭におり、自個の住居へ帰るつもりで植込の竹群の陰を歩いていた。夕月がさして竹の葉が微な風に動いていた。この数日の苦しみのために、非常に感情的になっている青年は、歩いているうちにも心が重くなって、足がぴったりと止ってしまっ …
著者
陳玄祐
翻訳者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 中国文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
何
(
いず
)
何人
(
たれ
)
覚
(
おぼえ
)
黙然
(
もくぜん
)
衡
(
こう
)
相済
(
あいすま
)
狸爺
(
たぬきおやじ
)
容
(
さま
)
倩
(
せい
)
騙
(
かた
)
踉
(
つ
)
竹群
(
たけむら
)
往
(
ゆ
)
考
(
かんがえ
)
微
(
かすか
)
晩
(
おそ
)
恨
(
うらみ
)
俺
(
おれ
)
瞠
(
みは
)
確
(
たしか
)
綺麗
(
きれい
)
自個
(
じぶん
)
良人
(
おっと
)
蜀
(
しょく
)
入
(
い
)
許嫁
(
いいなずけ
)
詞
(
ことば
)
貴君
(
あなた
)
跣足
(
はだし
)
跫音
(
あしおと
)
陰
(
かげ
)
伴
(
つ
)
恨
(
うら
)
室
(
へや
)
家
(
うち
)
其処
(
そこ
)
小門
(
こもん
)
引込
(
ひっこ
)
張鎰
(
ちょういつ
)
従妹
(
いとこ
)
微月
(
うすづき
)
微赤
(
うすあか
)
真箇
(
ほんとう
)
悪者
(
わるもの
)
拗
(
す
)
昨夜
(
ゆうべ
)
枕頭
(
まくらもと
)
植込
(
うえこみ
)
此処
(
ここ
)
可憐
(
かれん
)
倩娘
(
せいじょう
)