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自個
ふりがな文庫
“自個”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じぶん
66.7%
じこ
26.7%
おれ
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じぶん
(逆引き)
王宙は伯父の
室
(
へや
)
を出て庭におり、
自個
(
じぶん
)
の住居へ帰るつもりで
植込
(
うえこみ
)
の
竹群
(
たけむら
)
の
陰
(
かげ
)
を歩いていた。夕月がさして竹の葉が
微
(
かすか
)
な風に動いていた。
倩娘
(新字新仮名)
/
陳玄祐
(著)
自個(じぶん)の例文をもっと
(10作品)
見る
じこ
(逆引き)
何故なら、われわれは最早やここに至ると、文学を論じているのではなくして、
自個
(
じこ
)
の世界の眺め方を論じているのだからである。
新感覚派とコンミニズム文学
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
自個(じこ)の例文をもっと
(4作品)
見る
おれ
(逆引き)
重罪犯の夫婦が
伝馬町
(
でんまちょう
)
の牢内へはいった事がある、
素
(
もと
)
より男牢と女牢とは別々であるが、
或
(
ある
)
夜女牢の方に眠りいたる女房の元へ夢の如く、亭主が姿を現わし、
自個
(
おれ
)
も
近々
(
ちかぢか
)
年が明くから
枯尾花
(新字新仮名)
/
関根黙庵
(著)
自個(おれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
個
常用漢字
小5
部首:⼈
10画
“自”で始まる語句
自分
自
自然
自棄
自惚
自由
自暴
自家
自動車
自宅
“自個”のふりがなが多い著者
江見水蔭
直木三十五
田中貢太郎
中里介山
横光利一