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自個
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じこ
ふりがな文庫
“
自個
(
じこ
)” の例文
何故なら、われわれは最早やここに至ると、文学を論じているのではなくして、
自個
(
じこ
)
の世界の眺め方を論じているのだからである。
新感覚派とコンミニズム文学
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
「妖童般若」の図を描き上げて、こうして追い立てられるように出立したのは、
自個
(
じこ
)
の作物そのものに、また愛惜を感じてはならないと思ったからでしょう。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
と
云
(
い
)
ふものは、
碌々
(
ろく/\
)
貝塚
(
かひづか
)
を
發掘
(
はつくつ
)
して
見
(
み
)
もせずに、
直
(
たゞ
)
ちに
地中
(
ちちう
)
の
秘密
(
ひみつ
)
を
知
(
し
)
つた
振
(
ふり
)
をして、
僅少
(
きんせう
)
なる
遺物
(
ゐぶつ
)
を
材料
(
ざいれう
)
に、
堂々
(
だう/\
)
たる
大議論
(
だいぎろん
)
を
並
(
なら
)
べ、
然
(
さ
)
うして
自個
(
じこ
)
の
學説
(
がくせつ
)
を
立
(
た
)
てるのに
急
(
きふ
)
な
人
(
ひと
)
が
無
(
な
)
いでも
無
(
な
)
い。
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
大阪は、余りに、
自個
(
じこ
)
をもちすぎている。
大阪を歩く
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
個
常用漢字
小5
部首:⼈
10画
“自”で始まる語句
自分
自
自然
自棄
自惚
自由
自暴
自家
自動車
自宅