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僅少
ふりがな文庫
“僅少”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きんしょう
68.7%
わずか
17.9%
わづか
7.5%
きんせう
4.5%
わづかに
1.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きんしょう
(逆引き)
酒は飲めず、
遊蕩
(
ゆうとう
)
の志は備わっているが体力微弱である私は、先ず幸福に対する費用といえば、すこぶる
僅少
(
きんしょう
)
で足りる訳である。
油絵新技法
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
僅少(きんしょう)の例文をもっと
(46作品)
見る
わずか
(逆引き)
「いいえ、御前様の方へは、宿まで送り届けたといっておいてくだされば、それで済んでしまいます。ほんの
僅少
(
わずか
)
なものですけれど」
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
僅少(わずか)の例文をもっと
(12作品)
見る
わづか
(逆引き)
毎日、毎日——騒しい教場の整理、大勢の生徒の監督、
僅少
(
わづか
)
の月給で、長い時間を働いて、
克
(
よ
)
くまあ今日迄自分でも身体が続いたと思ふ位だ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
僅少(わづか)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
きんせう
(逆引き)
然
(
しか
)
し
卯平
(
うへい
)
は
其
(
そ
)
の
僅少
(
きんせう
)
な
厚意
(
こうい
)
に
對
(
たい
)
して
窪
(
くぼ
)
んだ
茶色
(
ちやいろ
)
の
眼
(
め
)
を
蹙
(
しが
)
める
樣
(
やう
)
にして、
洗
(
あら
)
ひもせぬ
殼
(
から
)
の
兩端
(
りやうはし
)
に
小
(
ちひ
)
さな
穴
(
あな
)
を
穿
(
うが
)
つて
啜
(
すゝ
)
るのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
僅少(きんせう)の例文をもっと
(3作品)
見る
わづかに
(逆引き)
はじめ
二目
(
にもく
)
三目
(
さんもく
)
より、
本因坊
(
ほんいんばう
)
膏汗
(
あぶらあせ
)
を
流
(
なが
)
し、
額
(
ひたひ
)
に
湯煙
(
ゆけむり
)
を
立
(
た
)
てながら、
得
(
え
)
たる
祕法
(
ひはふ
)
を
試
(
こゝろ
)
むるに、
僅少
(
わづかに
)
十餘子
(
じふよし
)
を
盤
(
ばん
)
に
布
(
し
)
くや、
忽
(
たちま
)
ち
敗
(
ま
)
けたり。
即
(
すなは
)
ち
踞
(
ひざまづ
)
いて
教
(
をしへ
)
を
乞
(
こ
)
ふ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
僅少(わづかに)の例文をもっと
(1作品)
見る
“僅少”の意味
《名詞》
僅少(きんしょう)
極めて僅かであるさま。ほんの少し。
(出典:Wiktionary)
僅
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
少
常用漢字
小2
部首:⼩
4画
“僅”で始まる語句
僅
僅々
僅有
僅僅
僅計
僅三時
僅有絶無
“僅少”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
河井酔茗
米川正夫
ヴィクトル・ユゴー
堺利彦
内村鑑三
三上於菟吉
永井壮吉
江見水蔭
新渡戸稲造