トップ
>
わずか
ふりがな文庫
“わずか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
僅
73.7%
纔
19.3%
僅少
4.4%
才
0.7%
些
0.4%
少数
0.4%
環寸
0.4%
裁
0.4%
許少
0.4%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僅
(逆引き)
速力も一時間二百
哩
(
マイル
)
くらい出るので、たとえば水底をくぐって
僅
(
わずか
)
の間に太平洋横断ができるという、まことに恐るべき発明であった。
危し‼ 潜水艦の秘密
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
わずか(僅)の例文をもっと
(50作品+)
見る
纔
(逆引き)
路
(
みち
)
も
纔
(
わずか
)
に通ずるばかり、枯れても
未
(
ま
)
だ
葎
(
むぐら
)
の
結
(
むす
)
ぼれた上へ、煙の如く降りかゝる
小雨
(
こさめ
)
を透かして、遠く其の
寂
(
さび
)
しい
状
(
さま
)
を
視
(
なが
)
めながら
二世の契
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
わずか(纔)の例文をもっと
(50作品+)
見る
僅少
(逆引き)
僅少
(
わずか
)
の
貯蓄
(
たくわえ
)
で夫妻が冷たくなろうとは思われる理由がない。老妓の推測は自分だけの心にしかわからなかったのであろう。
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
わずか(僅少)の例文をもっと
(12作品)
見る
▼ すべて表示
才
(逆引き)
而して某
方
(
まさ
)
に炎々赫赫、寵を
怙
(
たの
)
みて悔ゆるなく、
召対
(
しょうたい
)
方
(
まさ
)
に
闕下
(
けつか
)
に承け、
萋斐
(
せいひ
)
輒
(
すなわ
)
ち君前に進む。
委蛇
(
いい
)
才
(
わずか
)
に公より退けば、笙歌已に後苑に起る。
声色狗馬
(
せいしょくくば
)
、昼夜荒淫、国計民生、念慮に存ずるなし。
続黄梁
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
わずか(才)の例文をもっと
(2作品)
見る
些
(逆引き)
長次郎は下を廻って雪渓を
搦
(
から
)
んで来たと話したが、見た所では私達には真似られそうにもない。此峰の北側は
些
(
わずか
)
の平で二坪程の池がある。野営でもしたものか
燼
(
もえさし
)
の木が散らばっている。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
わずか(些)の例文をもっと
(1作品)
見る
少数
(逆引き)
同僚の者など誰一人行きたがらぬものはないが、これを貰ったのはごく
少数
(
わずか
)
の人なので、たかが属官風情の私などが出席できるというのは、殆ど異例といってもよい位なものさ。
頸飾り
(新字新仮名)
/
ギ・ド・モーパッサン
(著)
わずか(少数)の例文をもっと
(1作品)
見る
環寸
(逆引き)
『戦国策』に人あり
係蹄
(
わな
)
を置きて虎を得たるに、虎怒りて
蹯
(
あしのうら
)
を
決
(
き
)
って去る、虎の情その蹯を愛せざるにあらざれど、
環寸
(
わずか
)
の蹯を以て七尺の躯を害せざる者は権なりとあって虎の決断を
褒
(
ほ
)
め居る。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
わずか(環寸)の例文をもっと
(1作品)
見る
裁
(逆引き)
驕子
(
きょうし
)
良三は往々五十四万石の細川家から、十万石の津軽家に壻入する若殿を
凌
(
しの
)
いで、旅中
下風
(
かふう
)
に立っている少年の
誰
(
たれ
)
なるかを知らずにいた。寛五郎は今の津軽伯で、当時
裁
(
わずか
)
に十七歳であった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
わずか(裁)の例文をもっと
(1作品)
見る
許少
(逆引き)
いずれも若い、三十
許少
(
わずか
)
に前後。気を負い、色
熾
(
さかん
)
に、心を放つ、血気のその燃ゆるや、男くささは格別であろう。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
わずか(許少)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
わづか
わず
さい
わづ
いささ
いささか
つく
いさゝか
ささ
さゝや