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蹯
ふりがな文庫
“蹯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わだかま
50.0%
ばん
25.0%
あしのうら
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わだかま
(逆引き)
つまんでぬけばすぽっとぬけて、しかも一種の
芳
(
かんば
)
しい
香
(
か
)
を放つ草もある。此辺で
鹹草
(
しょつぱぐさ
)
と云ふ。
丈矮
(
たけひく
)
く茎
紅
(
あか
)
ぶとりして、頑固らしく
蹯
(
わだかま
)
つて居ても、根は案外浅くして、一挙手に亡ぼさるゝ草もある。
草とり
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
蹯(わだかま)の例文をもっと
(2作品)
見る
ばん
(逆引き)
「
蹯
(
ばん
)
? ……
蹯
(
ばん
)
て何でございましょうか」
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蹯(ばん)の例文をもっと
(1作品)
見る
あしのうら
(逆引き)
『戦国策』に人あり
係蹄
(
わな
)
を置きて虎を得たるに、虎怒りて
蹯
(
あしのうら
)
を
決
(
き
)
って去る、虎の情その蹯を愛せざるにあらざれど、
環寸
(
わずか
)
の蹯を以て七尺の躯を害せざる者は権なりとあって虎の決断を
褒
(
ほ
)
め居る。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
蹯(あしのうら)の例文をもっと
(1作品)
見る
蹯
部首:⾜
19画
“蹯”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
南方熊楠
吉川英治