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蹯
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わだかま
ふりがな文庫
“
蹯
(
わだかま
)” の例文
つまんでぬけばすぽっとぬけて、しかも一種の
芳
(
かんば
)
しい
香
(
か
)
を放つ草もある。此辺で
鹹草
(
しょつぱぐさ
)
と云ふ。
丈矮
(
たけひく
)
く茎
紅
(
あか
)
ぶとりして、頑固らしく
蹯
(
わだかま
)
つて居ても、根は案外浅くして、一挙手に亡ぼさるゝ草もある。
草とり
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
つまんでぬけばすぽっとぬけて、しかも一種の
芳
(
かんば
)
しい
香
(
か
)
を放つ草もある。此辺で
鹹草
(
しょっぱぐさ
)
と云う、
丈
(
たけ
)
矮
(
ひく
)
く
茎
(
くき
)
紅
(
あか
)
ぶとりして、頑固らしく
蹯
(
わだかま
)
って居ても、根は案外浅くして、一挙手に亡ぼさるゝ草もある。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
蹯
部首:⾜
19画