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『草とり』
ふりがな文庫
『
草とり
(
くさとり
)
』
六、七、八、九の月は、農家は草と合戦である。自然主義の天は一切のものを生じ、一切の強いものを育てる。うつちやつて置けば、比較的脆弱な五穀蔬菜は、野草に杜がれてしまふ。二宮尊徳の所謂「天道すべての物を生ず、裁制補導は人間の道」で、こゝに人間と …
著者
徳冨蘆花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
己
(
わ
)
杜
(
ふさ
)
食
(
くら
)
肥
(
こや
)
野草
(
やさう
)
除
(
と
)
鹹草
(
しょつぱぐさ
)
脆弱
(
ぜいじやく
)
跋扈
(
ばつこ
)
飯焚
(
めした
)
地縛
(
ぢしば
)
作物
(
さくもつ
)
吾儕
(
われら
)
合戦
(
かつせん
)
瘠土
(
せきど
)
芳
(
かんば
)
荊棘
(
いばら
)
薊
(
あざみ
)
親木
(
おやき
)
馴付
(
なつ
)
蹯
(
わだかま
)
醜草
(
しこぐさ
)
鍬目
(
くわめ
)
間
(
ま
)
香
(
か
)
除草
(
くさとり
)
掻
(
か
)
了
(
しま
)
其遽
(
あわたゞ
)
咀
(
のろ
)
四囲
(
あたり
)
夕陰
(
ゆふかげ
)
心田
(
しんでん
)
懐
(
ふところ
)
振起
(
ふりおこ
)
肥料
(
こやし
)
晞
(
かわ
)
柄
(
え
)
火斗
(
じふのう
)
烈
(
はげ
)
爾
(
なんじ
)
生命
(
いのち
)
丈矮
(
たけひく
)
紅
(
あか
)