“鍬目”の読み方と例文
読み方割合
くわめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田舎を歩いて、奇麗に鍬目くわめの入つた作物のよく出来た畑の中に、草が茂つて作物の幅がきかぬ畑を見ることがある。昨年の秋、病災不幸などでつい手が廻らずに秋草をとらなかつた家の畑である。
草とり (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
田舎を歩いて、奇麗に鍬目くわめの入った作物のよく出来た畑の中に、草が茂って作物のはばがきかぬ畑を見ることがある。昨年の秋、病災びょうさい不幸ふこうなどでつい手が廻らずに秋草をとらなかった家の畑である。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)