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わだかま
ふりがな文庫
“わだかま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蟠
97.0%
蹯
1.0%
盤
0.5%
盤居
0.5%
蜒
0.5%
蟠屈
0.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蟠
(逆引き)
或は木曾駒の金懸の小屋又は甲斐駒の屏風岩の小屋から上に露出しているような、恐ろしく大きな一枚岩の
蟠
(
わだかま
)
りも少ないようである。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
わだかま(蟠)の例文をもっと
(50作品+)
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蹯
(逆引き)
つまんでぬけばすぽっとぬけて、しかも一種の
芳
(
かんば
)
しい
香
(
か
)
を放つ草もある。此辺で
鹹草
(
しょっぱぐさ
)
と云う、
丈
(
たけ
)
矮
(
ひく
)
く
茎
(
くき
)
紅
(
あか
)
ぶとりして、頑固らしく
蹯
(
わだかま
)
って居ても、根は案外浅くして、一挙手に亡ぼさるゝ草もある。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
わだかま(蹯)の例文をもっと
(2作品)
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盤
(逆引き)
白鞭を以て地を築いて
竅
(
あな
)
と成す、虫を中に置き、その上に
沃盥
(
よくかん
)
す、
少頃
(
しばし
)
虫
蠕々
(
ぜんぜん
)
長きがごとし、
竅中
(
きょうちゅう
)
泉湧き、
倏忽
(
しゅっこつ
)
自ずから
盤
(
わだかま
)
る、一席のごとく黒気あり香煙のごとし、ただちに
簷外
(
えんがい
)
に出で
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
わだかま(盤)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
盤居
(逆引き)
其壁
(
そのかべ
)
を
越
(
こ
)
して、
桑樹
(
くはのき
)
の
老木
(
らうぼく
)
が
繁
(
しげ
)
り、
壁
(
かべ
)
の
折
(
を
)
り
曲
(
まが
)
つた
角
(
かど
)
には
幾百年
(
いくひやくねん
)
經
(
た
)
つか、
鬱
(
うつ
)
として
日影
(
ひかげ
)
を
遮
(
さへぎ
)
つて
居
(
ゐ
)
る
樫樹
(
かしのき
)
が
盤居
(
わだかま
)
つて
居
(
ゐ
)
ます。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
わだかま(盤居)の例文をもっと
(1作品)
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蜒
(逆引き)
思惟と感情の異様な
蜒
(
わだかま
)
り、粘っこさを文体にまで反映して、若き世代の文学が当面している社会的・文学的重圧の大きさを思わしめるものが多かったのである。
今日の文学の展望
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
わだかま(蜒)の例文をもっと
(1作品)
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蟠屈
(逆引き)
悪い
請求
(
たのみ
)
をさへすらりと聴て呉れし上、胸に
蟠屈
(
わだかま
)
りなく
淡然
(
さつぱり
)
と
平日
(
つね
)
のごとく
仕做
(
しな
)
されては、清吉却つて
心羞
(
うらはづ
)
かしく、
何
(
どう
)
やら
魂魄
(
たましひ
)
の底の方がむづ痒いやうに覚えられ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
わだかま(蟠屈)の例文をもっと
(1作品)
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