トップ
>
わず
ふりがな文庫
“わず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
僅
81.9%
纔
10.8%
煩
3.4%
病
1.7%
患
1.1%
些
0.4%
微
0.4%
悩
0.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僅
(逆引き)
『鶯邨画譜』の方に
枝垂
(
しだ
)
れ
桜
(
ざくら
)
の画があつてその木の枝を
僅
(
わず
)
かに二、三本画いたばかりで枝全体には
悉
(
ことごと
)
く小さな薄赤い
蕾
(
つぼみ
)
が附いて居る。
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
わず(僅)の例文をもっと
(50作品+)
見る
纔
(逆引き)
蝋燭やカンテラで
纔
(
わず
)
かに照らしていた時代の歌舞伎劇は、その時分の女形は、或はもう少し実際に近かったのではないであろうか。
陰翳礼讃
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
わず(纔)の例文をもっと
(50作品)
見る
煩
(逆引き)
眼を
煩
(
わず
)
らって入院している人に何か適当な見舞の品はないかと考えてみた。両眼に繃帯をしているのだから、視覚に訴えるものは慰みにはならない。
断片(Ⅰ)
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
わず(煩)の例文をもっと
(16作品)
見る
▼ すべて表示
病
(逆引き)
二人とも
日常
(
ひごろ
)
非常に
壮健
(
じょうぶ
)
なので——
病
(
わず
)
らっても須磨子が
頑健
(
がんけん
)
だと、驚いているといっていたという、看病人の抱月氏の方がはかばかしくないようだった。
松井須磨子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
わず(病)の例文をもっと
(8作品)
見る
患
(逆引き)
さて
洛中
(
らくちゅう
)
洛外
(
らくがい
)
の非人乞食で大病難病を
患
(
わず
)
らふ者を集め、風呂に入れて五体を
浄
(
きよ
)
め、暖衣を与へて養生をさするに、
癩瘡
(
らいそう
)
なんどの
業病
(
ごうびょう
)
も
忽
(
たちま
)
ちに全快せぬはない。
ハビアン説法
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
わず(患)の例文をもっと
(5作品)
見る
些
(逆引き)
三、四十間行くと果して道は失せている。雑木や根曲り笹の茂った小高い所を越して、背の
矮
(
ひく
)
い笹原を
蹂
(
ふみにじ
)
りながら狭い山稜を東に行くと、
些
(
わず
)
かな窪地に水の溜っている草原に出た。
所謂
(
いわゆる
)
餓鬼の田だ。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
わず(些)の例文をもっと
(2作品)
見る
微
(逆引き)
私とて是迄彼等の
遣口
(
やりくち
)
には疑い乍らも十度に一度は⦅真物⦆に出喰わさない事も無かろうと
微
(
わず
)
かな希望を抱き、従って随分屡々其の方面の経験は有りましたが
陳情書
(新字新仮名)
/
西尾正
(著)
わず(微)の例文をもっと
(2作品)
見る
悩
(逆引き)
其処
(
そこ
)
にはなつかしき母上の飛び出で給いて、やれ無事に帰りしか、大病を
悩
(
わず
)
らいしというに、かく
健
(
すこ
)
やかなる顔を見ることの嬉しさよと涙片手に取り
縋
(
すが
)
られ
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
わず(悩)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
わづ
なや
わずらい
わずか
わずら
わづら
ちい
わざわ
うれ
すこし