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遣口
ふりがな文庫
“遣口”の読み方と例文
読み方
割合
やりくち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やりくち
(逆引き)
吉川に対する自分の信用、吉川と岡本との関係、岡本とお延との
縁合
(
えんあい
)
、それらのものがお秀の
遣口
(
やりくち
)
一つでどう変化して行くか分らなかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
英人が
先
(
ま
)
づ運輸通商の便を計つて新領土の民心を収めようとする
遣口
(
やりくち
)
は
兎角
(
とかく
)
武断の
荒事
(
あらごと
)
に偏する日本の新領土経営と比べて大変な相違である。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
ぱっぱっとするお島の
遣口
(
やりくち
)
に、不安を
懐
(
いだ
)
きながらも、
気無性
(
きぶしょう
)
な養父は、お島の働きぶりを調法がらずにはいられなかった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
遣口(やりくち)の例文をもっと
(38作品)
見る
遣
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“遣”で始まる語句
遣
遣瀬
遣戸
遣手
遣繰
遣切
遣方
遣場
遣付
遣取
“遣口”のふりがなが多い著者
三島霜川
佐々木邦
下村湖人
与謝野寛
林不忘
徳冨蘆花
夏目漱石
甲賀三郎
大阪圭吉
小山清