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遣繰
ふりがな文庫
“遣繰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やりくり
68.0%
やりく
32.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やりくり
(逆引き)
装身具などにも可なりの贅を尽している妙子の
遣繰
(
やりくり
)
の巧さには、どうしたらああやれるものかと、幸子は毎々感心しているのであったが
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
今までは、期限が来る
毎
(
ごと
)
に、幾度も幾度も証書の書換をした。そのために、証書の金額は、年一年
増
(
ふ
)
えて行ったものゝ、
何
(
ど
)
うにか
遣繰
(
やりくり
)
は付いていた。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
遣繰(やりくり)の例文をもっと
(17作品)
見る
やりく
(逆引き)
一種の金券を職工に渡して
遣繰
(
やりく
)
つてゐるが、それが紙幣類似証券取締法に
牴触
(
ていしよく
)
するといつて
喧
(
やかま
)
しくなつてゐる。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
どこをどう
遣繰
(
やりく
)
ったか、とにかく金博士始末計画がうまく
軌道
(
きどう
)
にのって動きだしたのは、その年の秋も暮れ、急に寒い北西風が
巷
(
ちまた
)
を吹きだした頃のことである。
戦時旅行鞄:――金博士シリーズ・6――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
遣繰(やりく)の例文をもっと
(8作品)
見る
遣
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
繰
常用漢字
中学
部首:⽷
19画
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遣繰り
遣繰仕事
遣繰身上
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遣繰仕事
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尾崎紅葉
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