“牴触”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ていしょく93.8%
ていしよく6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういう勢力不滅の法則に牴触ていしょくする話が、政府のどのあたりまで受入れられたかは分らないが、とにかく困ったことになったものである。
千里眼その他 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
しかしそれはまずそれとして何もそんなに心配せずとも或種類の芸術に至っては決して二宮尊徳にのみやそんとくの教と牴触ていしょくしないで済むものが許多いくらもある。
妾宅 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
一種の金券を職工に渡して遣繰やりくつてゐるが、それが紙幣類似証券取締法に牴触ていしよくするといつてやかましくなつてゐる。