『戦時旅行鞄（せんじりょこうかばん）：――金博士シリーズ・６――（――きんはかせシリーズ・ろく――）』

大上海の地下を二百メートル下った地底に、宇宙線をさけて生活している例の変り者の大科学者金博士のことは、かねて読者もお聞き及びであろう。 かの博士が、今日までに発明した超新兵器のかずかずは、文字どおり枚挙に遑あらず、読者の知って居られるものだ …

著者	海野十三
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出	「新青年」1941（昭和16）年10月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約22分（500文字/分）
朗読目安時間	約37分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

魅（みせ） 上（じょう） 優（ゆう） 秀（しゅう） 善事（ぜんじ） 空（あ） 化（か） 止（とど） 連（つら） 出（い） 家（や） 幸（さいわ） 明朝（みょうちょう） 癒（いや） 発条（はつじょう） 翼（よく） 鮮（あざやか） 俄（にわ） 内容（ないよう） 切（せつ） 名目（めいもく） 執念（しゅうねん） 如何（いかん） 容（かたち） 差支（さしつか） 引込（ひきこ） 懸（かか） 樹（た） 熟睡（じゅくすい） 現（げん） 相成（あいな） 秘（ひそ） 税関（ぜいかん） 空（から） 篤（あつ） 舷（ふなべり） 軌道（きどう） 遣繰（やりく） 零（ゼロ） 馘（くびき） 馴染（なじ） 一矢（いっし） 万端（ばんたん） 且（か） 中（うち） 久々（ひさびさ） 仰天（ぎょうてん） 仰有（おっしゃ） 任地（にんち） 伺（うかが） 余（よ） 余人（よじん） 傍（そば） 兎（と） 入（い） 全（まった） 加減（かげん） 匐（は） 厄介（やっかい） 台（だい） 叱（しか） 右舷（うげん） 呆（あき） 周章（あわ） 喞筒（ポンプ） 噸（トン） 囁（ささや） 園丁（えんてい） 地底（ちてい） 埠頭（ふとう） 夕刻（ゆうこく） 外（ほか） 天井（てんじょう） 奇声（きせい） 好餌（こうじ） 妨（さまた） 威張（いば） 実測（じっそく） 尊顔（そんがん） 小首（こくび） 尤（もっと） 尻餅（しりもち） 嵌（は） 左舷（さげん） 巷（ちまた） 師恩（しおん） 庶民（しょみん） 引具（ひきぐ） 忙（せわ） 思惑（おもわく） 怪訝（けげん） 恐（おそ） 恨（うら） 惰力（だりょく） 愕（おどろ） 戴（いただ） 手間（てま） 抉（えぐ） 折角（せっかく） 担（かつ）