“思惑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おもわく90.4%
おもはく7.2%
おもひまど1.2%
おもいまど1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ね、お前さん、はつきり申し上げた方が宜くはありませんか。世間樣の思惑より、今となつては、死んだ娘の敵を討つ方が大事で」
お君は日頃から愼み深い、冷たい女でしたが、さすがに夫や世間の思惑にさいなまれて、萬一の場合には死んでしまひ兼ねまじき顏色です。
げば又りて、その余せるを男に差せば、受けて納めて、手をりて、顔見合せて、抱緊めて、惜めばいよいよ尽せぬ名残を、いかにせばやと思惑へる互の心は
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
思惑ったTは、ぼんやりと彼女のあとを見送ったまま、席を立とうともしませんでした。
算盤が恋を語る話 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)