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奇声
ふりがな文庫
“奇声”の読み方と例文
旧字:
奇聲
読み方
割合
きせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きせい
(逆引き)
返事とともに怪物群は、一せいに
頭部
(
とうぶ
)
をゆすぶって
奇声
(
きせい
)
を放った。それはあざけりの笑い声のようにひびいた。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
廊下
(
ろうか
)
の
切
(
き
)
り
欄間
(
らんま
)
へしのびこんだあやしき
諜者
(
ちょうじゃ
)
が、いきなり、
奇声
(
きせい
)
をあげて
長安
(
ながやす
)
の
肩
(
かた
)
へとびついた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
キツヽヽといふて
奇声
(
きせい
)
を
放
(
はな
)
つた、
件
(
くだん
)
の
小坊主
(
こばうず
)
は
其
(
その
)
まゝ
後飛
(
うしろと
)
びに
又
(
また
)
宙
(
ちゆう
)
を
飛
(
と
)
んで、
今
(
いま
)
まで
法衣
(
ころも
)
をかけて
置
(
お
)
いた
枝
(
えだ
)
の
尖
(
さき
)
へ
長
(
なが
)
い
手
(
て
)
で
釣
(
つる
)
し
下
(
さが
)
つたと
思
(
おも
)
ふと、くるりと
釣瓶覆
(
つるべがへし
)
に
上
(
うへ
)
へ
乗
(
の
)
つて
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
奇声(きせい)の例文をもっと
(9作品)
見る
“奇声”の意味
《名詞》
奇声(きせい)
奇妙な、または頓狂な大声。
(出典:Wiktionary)
奇
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“奇”で始まる語句
奇
奇麗
奇蹟
奇怪
奇妙
奇異
奇特
奇矯
奇瑞
奇態
“奇声”のふりがなが多い著者
邦枝完二
海野十三
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
吉川英治
泉鏡花