“夕刻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆうこく52.9%
ゆふこく41.2%
ゆうかた5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乗組員は少ないボートに乗れるだけ乗ったが、その夕刻ゆうこくの暴風でひっくりかえり、助かったのは、このわしひとりよ
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
猛獸まうじう毒蛇等どくじやとう危害きがいきわめておほければ、けつして足踏あしぶみしたまふな、大佐たいさ夕刻ゆふこくかへつて、ふたゝ御目おめにかゝるし。
お前さんに笑われるかも知れないが、私しゃね、何だかかえるのがいやになッたから、今日は夕刻ゆうかたまで遊ばせておいて下さいな。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)