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ゆふこく
ふりがな文庫
“ゆふこく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
夕刻
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夕刻
(逆引き)
其
(
そ
)
の
夕刻
(
ゆふこく
)
は、
六文錢
(
ろくもんせん
)
も、
八門遁甲
(
はちもんとんかふ
)
も
何
(
なん
)
にもない。
座
(
ざ
)
に、
煙草盆
(
たばこぼん
)
を
控
(
ひか
)
へて、
私
(
わたし
)
が
先
(
ま
)
づ
一人
(
ひとり
)
、
斜
(
なゝめ
)
に
琵琶棚
(
びはだな
)
を
見込
(
みこ
)
んで、ぽかんと
控
(
ひか
)
へた。
青疊
(
あをだたみ
)
徒
(
いたづ
)
らに
廣
(
ひろ
)
くして、
大卓
(
だいたく
)
は、
浮島
(
うきしま
)
の
體
(
てい
)
である。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
幼
(
をさ
)
な友達の染吉といふのと、今日の
夕刻
(
ゆふこく
)
妻戀稻荷
(
つまこひいなり
)
樣の前でハタと逢ひ、暫らくその前の空つぽの茶店の縁臺で話して別れたが、家へ歸つてフト商賣用の
秤
(
はかり
)
を忘れて來たことを思ひ出し
銭形平次捕物控:141 二枚の小判
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
夕刻
(
ゆふこく
)
に
行
(
い
)
つて見ると、先生は
明
(
あか
)
るい
洋燈
(
ランプ
)
の
下
(
した
)
に大きな
本
(
ほん
)
を
拡
(
ひろ
)
げてゐた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ゆふこく(夕刻)の例文をもっと
(7作品)
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