“一矢”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
いっし72.0%
ひとや20.0%
いつし8.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“一矢”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語1.6%
文学 > 日本文学 > 戯曲1.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
こうして、まだ三木城のちないうちに、より大きなものを、秀吉は、一矢いっしも費やさずに、その陣後において獲得していた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
むくわれた一矢いっしを苦笑してうけながら、秀吉は脇息きょうそくから燭の方へ白扇を斜めにしながら読んでいた。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おお釣鐘と白拍子と、飛ぶ、落つる、入違いれちがいに、一矢ひとやすみやかに抜取りまして、虚空こくうを一飛びに飛返ってござる。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
おおぜいの村の人が集まって、とうとう一矢ひとやでその鹿を射とめた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
自ら口惜しと思へどせんなし、源氏征討の宣旨せんじかうむりて、遥々はる/″\富士川迄押し寄せたる七万余騎の大軍が、水鳥の羽音に一矢いつしも射らで逃げ帰るとは、平家物語を読むものの馬鹿々々しと思ふ処ならん
人生 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
然れども荀卿じゆんけい性悪を唱へて李斯りし書を火にす、女学子若し今にして警醒せずんば天下を率ひて清談風話におぼらしむる者は女学子其一部の責に任ぜざるを得ず予は実に女学子を以て此傾向の代表者として一矢いつしを向けざるを得ざるを悲しむ。
凡神的唯心的傾向に就て (新字旧仮名) / 山路愛山(著)