“芳賀矢一”の読み方と例文
読み方割合
はがやいち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが四月十一日に至って、余ははからずも上田万年うえだかずとし芳賀矢一はがやいち二博士から好意的の訪問を受けた。
博士問題の成行 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
余のごときは、入学の当時こそ芳賀矢一はがやいちの隣に坐っていたが、試験のあるたんびに下落して、しまいには土俵際どひょうぎわからあまり遠くない所でやっとこたえていた。それでも、みんな得意であった。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)