“芳賀郡”の読み方と例文
読み方割合
はがごおり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山家の娘や、老人や、若い者たちまで、新しい衣裳を着て、芳賀郡はがごおりの大内へ——柳島の建立を見に——もうでに——たいへんな人出なのである。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いみな勝道しょうどう。日光山の開祖でござって、姓は若田氏わかたうじ同国どうこく芳賀郡はがごおりのお生れですナ。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
下野国しもつけのくに芳賀郡はがごおりの大内のしょうとよぶ土地だった、そこの柳島に、一粒の念仏の胚子たねがこぼれたのは、二、三年前だった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)