“馘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くび53.8%
くびき26.9%
15.4%
1.9%
くく1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戦争が済むと、私は会社をくびになり、子供は四人もあった。インフレはたちまち激しくなり、六千円ほどの退職金は三日ももたなかった。
野狐 (新字新仮名) / 田中英光(著)
われはこれ、魏王の命をうけて、汝の父の首を取りにきた者で、汝のようなまだ襁褓おしめのにおいがするような疥癩かいらいの小児を、くびきりに来たのではない。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
何をするにも差當つて健康は保ち得るやうにせねば、一切瓦解する虞が有るから、從來が不健康なら發憤して賊をるのが何より大切だ。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
び——飢え——
鶴彬全川柳 (新字旧仮名) / 鶴彬(著)
羽蚤はむしに痩せ衰えた雞が卵も生まずにくくられる
飢えたる百姓達 (新字新仮名) / 今野大力(著)