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遣切
ふりがな文庫
“遣切”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やりき
91.7%
せつ
4.2%
やりきり
4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やりき
(逆引き)
「原稿料じゃ当分のうち間に合いません。稿料
不如
(
しかず
)
傘二本か。一本だと寺を
退
(
ひ
)
く坊主になるし、三本目には下り松か、
遣切
(
やりき
)
れない。」
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
遣切(やりき)の例文をもっと
(22作品)
見る
せつ
(逆引き)
アンマリ立派な話じゃ御座いませんので……あの時のような
遣切
(
せつ
)
ない事はありまっせんじゃった。今まで誰にも云わずにおりましたが……懲役に遣られるかも知れませんので……。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
遣切(せつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
やりきり
(逆引き)
「これじゃ
全然
(
まるで
)
私達が職人のために働いてやっているようなものです」お島は
遣切
(
やりきり
)
のつかなくなって来た生活の圧迫を感じて来ると、そう言って小野田を責めた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
遣切(やりきり)の例文をもっと
(1作品)
見る
遣
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“遣”で始まる語句
遣
遣瀬
遣口
遣戸
遣手
遣繰
遣方
遣場
遣付
遣取
“遣切”のふりがなが多い著者
三島霜川
泉鏡太郎
泉鏡花
島崎藤村
徳田秋声
薄田泣菫
夢野久作
岡本綺堂