トップ
>
微月
ふりがな文庫
“微月”の読み方と例文
読み方
割合
うすづき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすづき
(逆引き)
上の方は
微月
(
うすづき
)
がさしたようにぼうと明るくなっていて、そこには
蓴菜
(
じゅんさい
)
のように円いものが一めんに浮んだようになっていた。
萌黄色の茎
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
微月
(
うすづき
)
に照されて竹の幹にそうて立っていた、
可憐
(
かれん
)
な女の
容
(
さま
)
を浮べると、伯父に対する
恨
(
うらみ
)
も、心の苦痛も、皆消えてしまって、はては涙になってしまった。
倩娘
(新字新仮名)
/
陳玄祐
(著)
それは草の中の近路と同じような不安であった。それに
微月
(
うすづき
)
があって草の中の路も暗くはなかった。どうせ
路伴
(
みちづ
)
れがないなら路の近いほうが良いと思った。
女の怪異
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
微月(うすづき)の例文をもっと
(4作品)
見る
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
“微”で始まる語句
微笑
微
微塵
微風
微行
微妙
微暗
微酔
微醺
微温
検索の候補
微茫月色
“微月”のふりがなが多い著者
陳玄祐
田中貢太郎